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一般にレーザービームプリンターと呼ばれているプリンターは「電子写真方式」という印刷方式を採用しております。
電子写真のプロセスとして簡単に説明すると、「トナー」と呼ばれる粉末インク(直径10μm前後で主成分はポリエ
ステル樹脂と磁性粉)を感光体ドラム(OPC)という直径が30mm位の筒状のものの表面に静電気を帯電させ、文字
や画像の形にトナーを付着させます。付着したトナーを用紙上に転写し最後に熱により定着して印刷が完了します。
@帯電→A露光→B現像→C転写→D定着→Eクリーニング

@帯電

感光体ドラム表面に均一にマイナスの
静電気を帯びさせる。

A露光

感光体ドラムに光で印刷したい文字
を照射する。
光の当たった部分がゼロになる
(除電される) 。それにより、感光体
ドラム上に目に見えない像(静電
潜像)が形成される。

B現像

マイナスに帯電させたトナーを現像ローラーに付着させ、ドクターブレードで均一な付着状態にする。
その後感光体ドラムに近づけるとゼロ電位になった部分にトナーが付着するI
これにより、感光体ドラム上に目に見える像(可視像)が形成される。

C転写

感光体ドラムに用紙を密着させ、用紙の裏側から更に強い転写ローラーを近づけトナーを紙に転写させる。

D定着

ヒートローラーの熱で用紙上のトナーを溶かし、バックアップローラーで圧力をかけ、用紙にトナーを張り付ける。

Eクリーニング

感光体ドラムに付着したトナーは完全に紙に引きつけられない為、残ったトナー(約10%)をワイパーブレードで
掻き取って掃除する。
リカバリーブレードにより廃トナー漏れを防ぐ。
   
カートリッジ

 トナー・感光体ドラム・帯電器・現像器・ドラムクリーナーを まとめて内蔵しており、トナーが無くなったらまるごと交換します。
但し、トナーや感光体ドラムを個別に交換するタイプの製品もあります。

トナー

ポリエステル樹脂やスチレンアクリル樹脂を主成分とし、他に着色剤、離形剤、帯電制御剤等を混錬したパウダー状の乾式インク。

感光体(OPC)ドラム

アルミニウム製、表面に特殊な光半導体の層が塗布されている。
帯電ローラー(
PCR)等で表面に帯電をさせ、光が当たったところが電荷がなくなり、そこにマイナストナーが付着して顕像化される

帯電ローラー(PCR)

感光体ドラムの表面に静電気を帯びさせる。

現像ローラー(スリーブ)

感光体ドラムに対してトナーを供給する為の、磁石を内蔵したアルミ製 の筒です。
トナーには磁性体が含まれているので、 磁力によって引き 付けられ、筒の表面に付着します。

ドクターブレード

磁力により現像ローラー上にのったトナーは均一ではない。
そこで
現像ローラー上のトナーを均一(平らに)にする役目をする。

 転写ローラー

静電気の力で、感光体ドラム表面のトナーを用紙側に引き付け、転写 します。
 
ヒートローラー
約170℃の熱をもち、紙上にのったトナーを溶かす。
バックアップローラー

ヒートローラーの下から圧力をかけ、紙上の溶けたトナーを紙に定着させる。

ワイパーブレード
感光体ドラム上に残ったトナーを物理的に掻き落とします。
掻き落とされたトナーは廃トナーとして廃トナーBOXへ回収されます。
リカバリーブレード

廃トナーボックスへ回収されたトナーを逆流(トナー漏れ)しないようにする。